『是の故に、智者の慮は必ず利害をまじなう。利にまじりてすなわち務め信なるべきなり。害にまじりてすなわち患い解くべきなり。』 ~世界最古の兵法書・孫子より~

(したがって戦略頭脳を持つ人は、新しく行動を起こすときも、必ず利害両面をあわせて検討するものだ。儲かることだけに、あるいは損するこ とだけに偏って考えをめぐらすような偏向思考はもたない。だからこそ失敗を未然に防ぎ、より多くの成功を手中にするものである。)

人口減少やTPP参加に伴い、国内消費は、益々世界規模の市場戦争となってきました。 トレンドといわれる流行りものの"いのち"はより短命化し、次のトレンド といわれる情報の波に押し流され、またそれを繰り返してゆきます。 時代の変化に対応できない企業は淘汰され、近未来を創造できる企業だけが生き残っていく現代は世界規模の市場戦争の戦国乱世ともいわれる所以です。 一方でその昔、戦国時代。生き残りを掛けた戦いは同時に人間の知恵というモノを最大限に発揮させる場面として数々の人物やドラマを生み出しました。
【源義経/鵯越えの合戦、楠正成/千早城の戦い、竹中半兵衛/三木城包囲合戦、山本勘介/川中島の啄木鳥戦法、諸葛孔明/赤壁の戦い】軍師の登場です。かつては英雄豪傑の超人的な力が戦の勝敗を決する時代から、軍師の登場により中長期的な展望を見つめた戦略と戦術に軍勢を巧みに組織化して動かしてゆく時代へと変わり、やがて戦国時代に幕を降ろしました。名軍師と言われる人物にはある種の共通点が存在します。
それは、主君の意を汲みながら、

1、如何に感度の高い情報を収集するか   → マーケティング動向の重要性

2、如何に中長期的な戦略を立てるか    → ブランディング企画の重要性

3、如何に極地戦で負けない戦術を立てるか → プランニング・デザインの重要性

それらを融合的に兼ね備えた人物といわれています。
まさに軍師は現代で言うクリエーター的な存在と言えます。私たちは、生き残りをかけた経済戦国乱世といわれる現代で、上記にある3つのコンセプトを柱に、これらの軍師的なビジネスサポートやマーチャンダイジング・クリエイティブにおいての様々なスキルをご提案出来るよう心がけています。 オフィスのネーミングの語源も豊臣秀吉に天下を取らせた名軍師【黒田官兵衛】になぞらえ、creative office 官兵衛としています。

これよりご縁を頂戴する方々に様々な戦略戦術の御提案ができれば幸いです。